
物心ついた頃から有名になりたい!ビッグになりたい!と思ってきました。サッカーで有名になろうと中学まではサッカー選手でしたが、挫折しました。16歳でバンドを始めて、結構ファンもつきました。曲も書けましたからね。それでどうしても有名になりたくて、十八で東京にでました。「有名になってテレビに出るんだ!」と(笑)
しかし、一週間で気づきました。このままの自分じゃたぶん埋もれてしまう…と。それで、戻ってきました。実は僕、コンプレックスがものすごく強いんです。自分は人より劣っていると、いつも感じていましたから。だから、人より努力しなければ、何においても勝てないと思っていました。

親富孝通りのクラブで、MCとかイベンターの仕事を始めたんですが、テレビ形式の企画が当たったんですね。ダンスバトルなど、五百人くらいなら当たり前に集めることができました。とにかく目立ちたかった、埋もれたくなかった。男というのはいろんな這い上がり方がありますが、僕は要するに、勘違い野郎だったんです。しかし、勘違い野郎でいいんですよ。努力の過程で本物になっていけばいいんです。

24歳でバーを始めましたが、これは…記憶から消したいくらいの失敗でした。
その後すぐに「もつ鍋二十四」一号店のオープンです。オープンに先立って特別な修行をしたというのはありません。飲食店に関してはズブの素人でしたし、今でも素人です。
しかし、何をするにしても、研究する事に関しては人の何百倍も長けていると思ってます。というより、僕はそれでしか勝てません。オープン以降の三〜四年間は、もつ鍋しか食べた記憶がありませんし。もつ鍋二十四は熊本店を含めて現在9店舗になりますが、有名人が来る店としても結構知られています。
「なぜ芸能人が好むのか?」
とはよく訊かれますが、何をするにしても、狙わなきゃたどり着きません。芸能人に食べに来てもらおうという思いが単に強かったから、来店してくれるよう狙ってきたにすぎません。

他に生ドーナツの店や美容サロンもやっていますが、ゲイツビル7階に昨年末「T・ジェネレーション」という店をオープンしました。音響設備や映像については図抜けたものがありますから、ライブ会場としてうってつけですが、ここがどういう店になるかは、まだ未知数というのが僕の正直な気持ちです。しかし、オープンさせて初めてわかったものは、ここは「見せるため」の場所だ、ということです。見せることで、人を感動させたり笑わせたり…そう考えると結婚式なんかにもピッタリだな…と。これは後から思いましたね。美味しいご飯を食べるだけでなく、祝う人たちを幸せにする環境がここにはあります。披露宴二次会なんか、完璧だと思います。

ゆとり教育でゆとってしまっている若い人に、何かを残したいと思っています。言葉で伝えるのは苦手だし、バカのように思われるかもしれませんが。
僕自身、何かやるたび…店を出すときも「甘い」「子供の考えだ」と言われてきました。しかしそのたびに「絶対にやってやる!」という、燃える僕がいました。今は東京でもビジネスをしていますが、正直言って、闘いの場はもう東京じゃないと思っています。日本人として日本人のために、今後は世界に行くべきじゃないかと思っています。
貴方たちが思っているほど、僕らの一生は長くありません。だからこそ、一生懸命、一瞬一瞬を生きてほしいですね。よく「十年先、二十年先をみて動け」なんて言われますが、今の一分一秒を無駄なく生きているからこそ、明日が未来が変わるんです。「明日から」とか「来年から」とか、そう言っている人間には、絶対に何もできません。明日じゃダメ、やるのはこの瞬間です。
今のこの瞬間を思いっきりやる!「明日から」とか言っているやつには、明日は絶対来ない!
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